感情を消化させる理由は、感情を消化する必要があるからです。
感情は「消化」されるまで残ります。
感情は感じきったり、味わいきると消化されます。
ポジティブな感情は感じたいものなので、
消化するのは安易ですが、ネガティブな感情については、
もともと感じたくも味わいたくもない感情ですし、
多くの人が「感情の消化を止めるもの」を持っています。
それは、これ以上ネガティブな感情を感じることがないように、
無意識な防御(生存)反応を含め、教えや考え方などを使って設けられています。
感情の消化を止めようとするラインの存在は、人によって違います。
感情を感じきること(消化)を許さないと感情の消化を止めようとする
ラインで、感情は折り返し、その感情を繰り返し感じるために、
似たような事象が繰り返されることになるのです。
感情は、感じきることで「消化」されます。
消化する以前に、思考でどんなに感情をコントロールしようとしたとしても
感情は横に置けても、無くなりはしないのです。
なによりも「感情消化」です。
感じた感情は「そのまま」認めることが大切なのです。